破産時に気をつけるデビッドカードの使い方

今回は個人の通販や交通系の決済をクレジットカードからデビッドカードに移す際の注意点についてお話します。 あくまでも、私個人の経験によるものですのでご了承ください。

会社が破産すると、連帯保証人である代表者も自己破産することになります。 自己破産で大きなデメリットの一つにクレジットカードが使えなくなるというのがあります。

しかし、これの代替手段としてデビッドカードというのが使えます。 デビッドカードは主に銀行が発行するカードで利用すると即時に銀行口座から引き落とされるカードです。

使えない場合もありますが、(私の場合ガソリンスタンドのスマホ決済には使えなかった)多くの場合は代替できると思います。

しかし、ここで注意点です。 会社の経営が苦しくなると色んなところから資金をかき集めようとして、銀行のローンを利用することもあるかと思います。(事業資金はNGとされてる場合が多いと思いますが)

会社が破産の申し立てをし、代表者が個人でローンを組んでいる銀行に自己破産の通知が行くとローンの支払はストップしますが、銀行の口座は凍結され残高があれば没収ということになります。

すなわち、その銀行のデビッドカードも使えなくなるということです。

私の場合、そこまで気が回らなかったものですから ローンのある銀行でたまたま作っていたデビッドカードに各種決済を設定してしまいました。 しかも、あらかた引き出しておいた口座の預金をデビッドカードのために入金し直したりして最悪です。

数週間はそれで問題なく稼働していたのですが、ある時交通系のアプリにチャージが出来なくなり、理由がわからずシステム障害かと呑気なことを考えてたら、口座は凍結 残高は没収されていました。

自分が迂闊であったことを悔やみましたが、時すでに遅しです。 仕方がないので、ローンも何も無いネットバンキングのデビッドカードを新しく作って、それを使うようにしました。

当面それでいけています。 

以上、破産時にデビッドカードを使う注意点でした。 参考になれば幸いです。

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