【体験談】自己破産の自由財産99万円|評価タイミングの実例

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【重要】この記事を読む前に必ずお読みください

この記事は、製造業を30年経営し、約4億円の連帯保証債務で自己破産手続き中(開始決定済み、免責許可待ち)の私個人の体験記録です。

**破産手続きは個々のケース、地域、裁判所、管財人により大きく異なります。**この記事の内容を鵜呑みにせず、必ず破産・再生手続きに精通した弁護士にご相談ください。法的判断や具体的な手続きについては、各地の弁護士会や法テラス等を通じて専門家にご相談されることを強くお勧めします。


自己破産の99万円自由財産、評価時点はいつ?【結論】

ネット上で明確な答えが見つからなかった「99万円の自由財産はいつの時点で評価されるのか」について、私のケースでの実際の体験をお伝えします。

私のケースでの結論:自己破産開始決定「当日」に所持していた財産で評価されました。


自己破産に至った経緯と手続きの概要

裁判所での破産手続きを表現する画像
  • 経営歴:製造業30年
  • 会社債務:約4億円(全額個人連帯保証)
  • 破産理由:円安による原材料費高騰、運転資金調達困難
  • 申立時期:2025年4月
  • 開始決定:申立から30日後
  • 現在の状況:開始決定済み、免責許可待ち

※会社破産に至った経緯の詳細は別記事「私の会社が破産するまで|15期赤字を耐えた製造業の最期」にて。


99万円自由財産の評価方法|開始決定当日の財産が対象

自己破産開始決定当日に所持していた財産で評価

私のケースでは、管財人との初回面談で以下のように確認されました:

評価対象:開始決定当日に所持していた財産

  • 全預金口座の残高(当日記帳済み)
  • 現金(手元にあった金額)
  • その他の財産(保険解約返戻金、不動産、自動車など)

申し立てから開始決定までの財産の推移|私のケース

私のケースでの財産の推移

時点現預金
会社破産申し立て時約200万円
個人破産申し立て(3ヶ月後)
開始決定当日(申立から1ヶ月後)約100万円

申し立てから開始決定までの約1ヶ月間、通常の生活費で自然に減少していきました。


自己破産開始決定前の預金引き出し|弁護士からの指示内容

管財人弁護士との面談の様子を表現する画像

生活費としての預金引き出しを指示された理由

開始決定の10日前、担当弁護士から「生活費として預金を引き出すように」との指示がありました。

**理由:**口座残高が破産財団に含まれる可能性があるため。

私が実際に行ったこと:

  • 弁護士の指導のもと、数十万円を現金で引き出し
  • 管財人面談まで自宅で保管
  • 引き出し理由と金額を明確に記録

⚠️ 重要な注意:私の場合は弁護士の適切な指導下での行動です。自己判断での預金引き出しは財産隠匿とみなされるリスクがあります。必ず弁護士に相談してください。


管財人とのやり取り|財産チェックの実際

財産計算と自由財産の管理を表現する画像

初回面談で求められた書類

  • 全預金通帳(記帳済み)
  • ネットバンキング入出金履歴
  • 保険証券
  • 不動産登記簿謄本
  • 自動車検査証

厳密にチェックされたこと

  • 預金通帳の記帳(全口座)
  • ネットバンキングの入出金履歴
  • 大きな金額の出入りの理由説明

それほど厳密でなかったこと

  • 日常的な現金の出入り
  • 生活費レベルの支出

私の体験では、財産は主に預金通帳から把握され、現金の細かい出入りまで厳しくチェックされることはありませんでした。

ただし重要な注意:

  • 意図的な財産隠匿・散逸は免責不許可の原因になります
  • 家族への不自然な金銭移動は危険です
  • すべての財産の動きを説明できることが必要です

同じ境遇の方へ|私からのアドバイス

アドバイスをする人

手続き開始前の準備ポイント

  1. 時間的余裕を持つ
    • 私の場合、申し立てから免責許可まで6ヶ月以上の見込み
  2. 書類準備を丁寧に
    • 全預金通帳を記帳しておく
    • 財産の動きを説明できるよう記録を残す
  3. 現金生活への準備
    • 手続き中はクレジットカード使用停止
    • 支出記録をつけることを推奨

管財人との関係で心がけたこと

  • 誠実で透明な対応
  • 指示には素直に従う
  • すべての質問に正直に答える

まとめ|私のケースでの重要ポイント

99万円自由財産の評価時点:

  • 私の場合は「開始決定当日の所持財産」で評価
  • 申し立てから開始決定までの生活費で自然減少
  • 厳密性はそれほど高くないが、説明責任は必要

手続き全体を通じて:

  • 管財人との誠実な関係構築が最重要
  • 弁護士の指導に従うことが安全
  • すべての財産の動きを説明できる準備が必要

この記録が同じ状況の方の参考になれば幸いです。


再度の重要な注意事項

この記事は私個人の体験記録であり、法的アドバイスではありません。破産手続きは地域、裁判所、管財人により大きく異なります。

法的な判断や具体的な手続きについては、必ず破産・再生手続きに精通した弁護士にご相談ください。

各地の弁護士会、法テラス等の適切な機関を通じて、専門家にご相談されることを強くお勧めします。


著者情報

  • 製造業経営歴30年(匿名)
  • 現在:自己破産手続き中(開始決定済み、免責許可待ち)
  • 会社債務約4億円(全額連帯保証)

2025年10月記録時点

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