30年の車生活が突然終了!60代で挑む自転車生活
マイカーとの別れと自転車生活の始まり
地元に帰ってきてから30年間、中小企業の社長として車生活を続けていましたが、残念なことにとても気に入って使っていたマイカーがお召し上げになり 自転車での生活が始まりました。
自転車生活と言っても、趣味がサイクリングでロードバイクをガンガン走らせるとか言う話ではなく、娘が高校時代に使っていたお買物自転車をお下がりして使っています。

40年ぶりの自転車、楽勝のはずが…?
私も高校生の時は自転車通学をしており、車と競って道路を走っておりました。(危ない) 昔取った杵柄で、自転車生活なんて楽勝だろうと考えていましたが、果たしてどうなったのか?
このブログは、何故、お気に入りの車がお召し上げになったのかという話と、その後の生々しい話がメインになっていくのですが、ともかく、自転車での生活が始まってそろそろ一ヶ月が過ぎようとしおります。
股関節の痛みと遅さに衝撃!1ヶ月目のリアル
ヨタヨタ走行と怖い追い越し
久しぶりの自転車生活はかなり不安なスタートでした。 まず、ふらふらヨタヨタと自転車が全然安定してまっすぐに走ってくれません。
歩道のない狭い道を走っていると、車が右側を追い抜いていくのですが怖くて仕方がありませんでした。
おしりと股関節の悲鳴
そして、おしりが痛い! 自転車とはこんなものだったか?と不思議に思うほどおしりに違和感があり、ちょっと長い距離を乗っていると痛くて嫌になりました。
さらに問題は続きます。 自転車に乗り始めて、最初の頃は左の股関節にちょっとした違和感を感じていました。
「まぁ、慣れないてないから仕方ない、そのうち良くなるだろう」と思っていたのですが、そこから日が経つにつれ違和感が痛みに変わってきました。
しかし、車は無いし すっかり貧乏になってしまっていたのでタクシーという訳にも行きません。 我慢して自転車を使っていると、今度は痛みが腰の筋にまで来て、移動が億劫になってしまいました。

痛みを乗り越えた秘訣
「これは自転車生活を続けるのは無理かな」と、すっかり弱気になりつつも、痛み止めの薬を飲んで騙しだまし自転車に乗り続けました。
しかし、そうしているうちにだんだん身体が慣れてきて、痛みもなくなり普通に乗れるようになりました。 60代になっても身体は順応していくものですね。
そもそも運動不足で、普段動かしてなかった筋を急に動かすようになり、身体がびっくりしたんでしょうね。 それからは同じところが痛くなることは無く、順調に乗れています。
遅すぎる自分にビックリ!
それにしても、自転車に乗り始めた頃に戸惑ったのは自分の自転車のスピードが遅いこと。 子どもを乗せたお母さんの自転車や、自分より遥かに年上の爺ちゃん号に、いとも簡単に抜かれるしまつ。
皆さん、なんでそんなに速いの? 自分はふらふらヨタヨタ、ぶつからないように走っている横を、スイスイぐんぐん抜いていきます。 「せまい日本そんなに急いでどこに行く?」 と不思議に思ってしまいました。
そんな私も、そのうち多少は速く走れるようにはなりましたが、あの時のショックは忘れられません。

車なしで気づいた3つの良いこと
足腰強化で健康に自信
1つ目は健康のことで、年を取ると足腰が弱くなってどうのこうのと言われますが、その心配が無くなりました。 最初の頃はあちこち痛みも出ましたが、確かに足が丈夫になった、それは実感しています。
そして、よく健康診断なんかで聞かれる「適度な運動をしていますか?」みたいな質問。 これまでは「No!」でしたが、今は完全に「Yes!」 自分の自信にもつながっています。
お財布に優しい自転車ライフ
2つ目はお金がかからないこと
車生活はとにかくお金がかかります。 私の場合は車も社用車でしたし、経費も会社持ちでしたが、ガソリン代にオイル交換、修理に車検と膨大な費用がかかっていました。
それが、「ゼロ」 多少の不便はありますが、「ゼロ」は大きいです(負け惜しみ)

地元再発見のワクワク
3つ目は街をよく知ることができること
車では走らない狭い路地や、通勤では使わなかった経路など自宅の近くの道にずいぶん詳しくなりました。 もう30年も住んでいる街なのに知らない所だらけで、新しい発見の毎日です。
自転車屋を発見したり、病院を見つけたり、車に乗っていた頃に知らなかった場所が次々見つかるのはとても人生が豊かになった気がしています。
自転車生活、これからも続く?まとめと今後の挑戦
ということで、残念なことに私が気に入っていた車がお召し上げになり、慣れない自転車生活が始まったというお話をしてきました。
この先も雨だったら?とか パンクしたら?とか、不安材料はあるのですが、続けていくしかありませんので、頑張って走っていこうと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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