今回は自転車用バックミラーの取り付け体験と、後方確認で安全に走るコツを紹介します!
自転車生活で感じた後方確認の不安
車から自転車へ。後方確認の違いに戸惑う
30年の車生活から不慣れな自転車生活になり、運転していて一番怖かったのは後方でした。 自動車の場合はよく見えるバックミラーが左右とセンターにあり、広く後方を確認できます。
これまでは、車線を変更したり障害物を避けたりするときにミラーで後方を確認していたのですが、自転車に乗り出してからはどうしたら良いのか分からない状態でした。
振り返るのは危険?ハンドルブレと視界の課題
右から後ろを振り返って確認しようとすると、ハンドルがブレて進路が道路の真ん中に行ってしまい、あわてて左端に戻す。 そんな危険な事を繰り返していました。
しかも、私は眼鏡をかけているので後ろを振り返っても視界がメガネのレンズから外れてよく見えないのです。 困った私は自転車用のバックミラーを取り付けることにしました。

自転車用バックミラーを探す旅
ネットで迷ったミラーの種類
最初はネットで探していたのですが、
- 昔からある、ハンドルに取り付ける柄の長いタイプ
- スポーツ車がモデルになっている、ハンドルのグリップエンドに付けるタイプ
- ハンドルに取り付ける柄の短いタイプ
など、モノも値段もバラバラで決めきれず、ホームセンターに行って現物を見ることにしました。
ホームセンターで即決!選び方のポイント
すると、ネットで気になっていた柄の短いタイプと同じような商品があり、値段もあまり変わらなかったのでその場で購入しました。

バックミラーの取り付けと調整のリアル
簡単だった取り付け作業
取り付けはじつに簡単で、付属の六角レンチ一本だけで完成します。 私はホームセンターの駐輪場で早速取り付けました。 30分もかからなかったと思います。
調整の壁にぶつかる
しかし、ミラーの取り付けは簡単でしたが、調整がとても難しい。 帰り道にあれこれと角度を変えながら試してみますが、これだ!という設定にたどり着きません。
ミラーの調整が上手くいかないまま1週間くらい過ぎました。 「世の中にミラーを付けている自転車が居ないのは、こういう事か」と諦めムードになり、取り外してしまおうかとも思いました。
しかし、破産申し立て中の身としては、そんなもったいない事はできません。 色々やっているうちに大きな間違いに気づきました。
突破口!正しいミラー位置の発見
そもそもどこから後ろの景色を取り込むか? そう、それまではミラーの位置をグリップの右側に寄せて、右手右腕の外側から見ようとしていたのですが、構造上無理があったのです。
正解は、ミラーの位置をグリップの内側にして、右腕と身体の間から後ろの景色をミラーに映すでした。 感動的ですw 今まで苦労していた角度調整が嘘のようにスッと決まりました。
説明書にも載ってなかったので、これは自分で気づくしかなかったですね!
さて、これで自転車運転中の後方確認も簡単になり、より安全に走行できるようになりました。

バックミラーで変わった自転車生活
使う前に知っておきたい3つのコツ
ここで、自転車用のバックミラーを使うコツを紹介します
- ミラー自体は小さいので視野は限られている:見える範囲は広くないので、しばらくは慣れが必要です。
- ハンドルのちょっとした向きで視野が変わる:ハンドルが左右に傾いていると、後ろは見えません。 後ろが見たいときはハンドルを真っすぐに戻しましょう。
- ショルダーバッグが視野を遮る:私もショルダーバッグをたすき掛けで運転していますが、腰のあたりにあるので後方の視野を遮ることがあります。 後ろが見たいときはバッグを背中に回しましょう。
自転車事故とバックミラーの重要性
というわけで、自転車用バックミラーの取り付けで後方確認が劇的に楽になり、安全に走れるようになりました! 2023年の日本交通安全協会の調査では、自転車事故の約15%が後方確認不足が原因。
バックミラーがあれば、そんなリスクも減らせます。自転車に乗る皆さん、ぜひバックミラーを試してみてください。安全で快適なサイクリングが待ってますよ!