倒産後の自転車生活:人目を避けて走る日々

60代 自転車生活 自転車生活・雑記

倒産後の心境と自転車生活の始まり

今日は、会社を倒産させてから何となく卑屈になったような心境と、自転車で通る道についてお話します。 そもそも自宅から出ることすら嫌なんですがね。

やはりひと目を避けて走るんですよ。 自転車生活を始めた頃は何も分からないから、それまで車で走ってた大きな道を走るんですけど、そこは会社時代に自分や仕事仲間がよく通っていた道でなのす。

人目を避ける理由とSNSのプレッシャー

知り合いに見られたら恥ずかしいとかは思わないんですけども、何となく見られるのが嫌です。

倒産のことを知らなかった人から「〇〇スーパーの付近で自転車に乗ってるとこ見ましたよ~」などとSNSでメッセージされ、「ごめんなさい、実は会社が倒産しまして・・・」と返事をしたことがあります。

これが、辛いというか億劫というか、メンタルをやられるので避けたいところなのです。

倒産 自転車生活

人目を避けて選ぶ裏道の風景

なので、自転車生活も慣れてくると、車が少ない片側一車線の道か、それより狭い道を選びがちです。こういう道は近所の生活者が使っていることが多いので、営業で移動している車の比率は少ないのです。

帽子で変装?新しい自分になる試み

あと、帽子をかぶる様になりました。 男性のお年寄りによく見られますが、屋外でも屋内でも帽子をかぶってる人がいますね。 

あれが、個人の特定よりもまず「帽子をかぶってる人」と認識される気がして、変装のつもりでかぶるようになりました。

ちょっと違う自分になってるような気がして、安心できます。 排他的なイメージもありますよね。

自転車生活に帽子はしっくりくる気がしますが、風には弱いです。 ちょっとした向かい風ですぐに飛ばされて、ノコノコ拾いに戻らなくてはいけません。

実は、こんなちょっとした事でもメンタルを食われます。

これも、ただ帽子を拾うという行為なのですが「何をやってるんだ、私は?」と、嫌な気持ちになります。

というか、本当は自転車にもヘルメットが推奨されているのですがね・・・、持ってませんけど。

倒産 自転車生活

狭い道での注意点

あと、狭い道を自転車で走るとき注意するのは歩行者です。 特にお年寄りはふらふらして真っすぐに歩いていなかったり、急に向きを変えたりして驚かされることがあります。

見かけたら必ず減速するようにしています。

背後からくる自動車も怖いです。 ぶつかって来ないとは思うのですが、追い抜かれるとき、けっこう近くをすり抜けられることがあります。 たいそう運転技術に自信があるのだなと思うのですが・・・。

後ろから車が来たら、減速して先に行かせることが多いです。 その方がお互いに安全かと思います。

倒産後のメンタルとこれからの希望

以上、ここまでの内容が「会社を倒産させた社長は人目を避けて生活しろ」みたいな話になっていますが、いつまでもこんな事ではいけません。

昔お世話になった先輩がいます。

昔、彼の会社が倒産しまして。

それ以来、もう長くお会いしたことは無いんですけど。

もし、彼の姿をいつか見かけるとしたら 沈んでいるより、元気で生き生きとしていてくれた方が、やっぱり見ていて嬉しいだろうと思うんです。

元気が一番です。

倒産 自転車生活

なので、私もしばらくはこの「やれやれ」な状態が続きますが、今の状況が一段落してきたら、気持ちを切り替えて明るく胸を張って生きていけると信じています。

とりあえず、それまで帽子が飛ばないように気を付け、自転車をこいで前に進もうと思います。

少しだけ、自分を労わる時間に。
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