はじめに – 私がストレス対策を怠った結果
現在、私は会社倒産と自己破産を経験し、その体験をこのブログで発信しています。今回は、経営者として抱えていたストレスについて、そしてそのストレス対策を怠った結果、最悪の事態を招いてしまった私の体験をお話しします。
もしあなたが今、経営者として大きなストレスを抱えているなら、ぜひ最後まで読んでください。私のような失敗をしないために、今すぐできることがあります。
経営者ストレスの恐ろしさ – 倒産に至るまでの道のり
一般的な経営者ストレスの原因
経営者が抱えるストレスは、一般的に以下のようなものがあります:
- 資金繰り・キャッシュフロー管理のプレッシャー
- 業績責任・売上目標への重圧
- 従業員の雇用維持と人事・労務問題
- 取引先との関係維持
- 経営判断の最終責任
- 孤独感と相談相手の不在
私の場合 – 実際に倒産に追い込まれたストレス体験
しかし、実際に倒産を経験した私から言わせてもらうと、これらのストレスは想像以上に深刻です。
資金繰りの恐怖: 銀行からの融資打ち切り通知が来た時の絶望感は、今でも忘れられません。手元資金が底をつく恐怖に、血の気が引くという感覚を体験しました。
従業員への責任の重さ: 赤字が続く中でも、従業員の給与は支払わなければなりません。彼らの生活を背負っているという責任感が、日に日に重くのしかかってきました。
経費増大への絶望: 経費のかかる案件が重なった時期は、本当に地獄でした。コスト削減の限界を超え、それでも経費は増え続ける。そんな状況で正常な判断ができるでしょうか?
従業員パフォーマンスの低下: 業績悪化とともに、従業員のモチベーションも下がっていきます。それを見ている経営者の無力感は、言葉では表現できません。
これらのストレスが積み重なった結果、私は正常な経営判断ができなくなり、最終的に倒産という最悪の結末を迎えました。
当時の私が試していたストレス解消法
一般的なストレス解消法
経営者のストレス解消法として、一般的には以下のような方法が推奨されています:
- 定期的な運動・スポーツ
- 趣味や娯楽による気分転換
- 人との交流・コミュニケーション
- 専門家への相談
- 十分な睡眠と休息
- リラクゼーション・瞑想
私が実際にやっていたこと
ゴルフ練習場通い: 月に一回あるか無いかのコンペのため、2週間に1回ゴルフ練習場に通っていました。 無心に球を打っている時だけは、経営の悩みを忘れることができました。 本当はもっと行きたかったのですが、お小遣いが厳しかったので無理でした(笑)
室内でのチューブトレーニング: 実際に私が使っていたのは、強度の違う5本セットのチューブトレーニング器具でした。『全部使いこなしてやる!』と意気込んで購入したものの、結局2本が限界で、残りの3本は今でも未使用のまま(笑)
でも、その2本だけでも十分にストレス発散と運動不足解消になりました。肩回りの緊張がほぐれて、デスクワークの疲れもリセットできていました。
月1回の飲み会: 同業者や友人との飲み会も、大切なストレス発散の場でした。 その場は楽しいのですが飲みすぎて翌日が仕事にならず、それがストレスになって逆効果でした。
それでも眠れなくなった – 心療内科受診まで
しかし、これらの対策をしていても、状況が悪化するにつれて不眠症状が現れました。
夜中に目が覚めて、寝直してもまた目が覚めて。朝までぐっすり眠れずに、そのまま会社に行く日々。最終的に心療内科を受診することになりました。
今振り返ると、もっと早い段階で睡眠の質を改善できていれば、メンタルも下がらず、違う結果が出たのかも知れません。
実際に私はGABAサプリを試していました。最初のうちは確かに心が落ち着く感じがあって、『これは効くかも』と期待したんです。
ただ、継続していくうちに効果を感じにくくなったのも事実。それでも、ストレスで頭がパンクしそうな時の『お守り』的な存在にはなっていました。
睡眠系のサプリも試しましたが、翌日まで眠気が残って仕事に支障が出るので、経営者には向かないかもしれません。マルチビタミンも飲んでいましたが、正直効果は実感できませんでした。
結局、サプリに頼るより根本的な生活習慣の改善が一番だったと今は思います。ただ、GABAのような『気持ちを落ち着かせる』系のものは、精神的な支えとしては価値があるかもしれません。
今だから分かる、もっと早くやるべきだった対策
倒産を経験した今だからこそ言えることがあります。ストレス対策は、「まだ大丈夫」と思っている段階で始めるべきです。
運動による根本的な体質改善
チューブトレーニングと合わせて、もっと本格的にストレッチやヨガをやっておけば良かったと後悔しています。
床に直接寝転ぶのは抵抗がありますが、ヨガマットがあればどこでも快適にストレッチできます。特に経営者は長時間のデスクワークで体が固まりがち。1日の終わりに10分でも体をほぐす習慣があれば、睡眠の質も変わっていたかもしれません
日常的なリラクゼーション
毎日遅くまで働いて帰宅しても、頭の中は仕事のことでいっぱい。そんな状態では質の良い休息は取れません。 私は以前に知人から少量のアロマオイルを貰ったことがあり、精神に対する香りの力を実感したことがあります。
その頃アロマディフューザーがあれば、帰宅と同時に香りで気持ちを切り替えることができたのかもしれません。ラベンダーやベルガモットなどのリラックス系の香りは、緊張した神経を和らげてくれたはず。
健康管理の見える化
ストレスレベルを客観的に把握し、早期に対処することが大切です。『まだ大丈夫』『気合いで乗り切れる』と思い込んでいた私ですが、実際は体が悲鳴を上げていたのかもしれません。
ストレス測定器があれば、自分では気づけない体の変化を数値で客観視できます。経営者は自分の限界を過信しがちですが、データで現実を突きつけられれば、もっと早く対策を取っていたでしょう。
特にスマートウォッチなら、ストレス測定以外にも睡眠の質や運動量も記録できるので、総合的な健康管理に役立ちます
私のような失敗をしないために – 今すぐできること
経営者の皆さん、私は警告します。ストレス対策を後回しにしてはいけません。
私は「甘えていられない」「忙しすぎて対策する時間がない」と言い続けた結果、すべてを失いました。
今すぐ始められる3つのステップ
- 運動習慣の確立 – 週3回、30分でも構いません
- リラクゼーションの日常化 – 毎日15分でも自分を休める時間を作る
- 健康状態の可視化 – 数値で客観的に把握する
これらの投資は、会社の設備投資と同じくらい重要です。いや、それ以上に重要かもしれません。
なぜなら、経営者であるあなたの健康こそが、会社の最も重要な資産だからです。
まとめ – 同じ道を歩まないでください
私は倒産という最悪の結末を迎えましたが、もしもっと早い段階でストレス対策に本気で取り組んでいたら、結果は変わっていたかもしれません。
経営者の皆さん、どうか私と同じ道を歩まないでください。
今、この記事を読んでいるということは、あなたも何かしらのストレスを感じているはずです。それは決して恥ずかしいことではありません。むしろ、気づいた今が対策を始める絶好のタイミングです。
一人で抱え込まず、適切な対策を取ることで、必ず乗り越えられます。私の失敗が、あなたの成功の糧になれば幸いです。
この記事が少しでもお役に立てたなら、ぜひシェアしてください。一人でも多くの経営者の方に、早めの対策の重要性を知ってもらいたいと思います。
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