今回は、会社が倒産して3ヶ月が過ぎた社長の生活について、私の現状をお話しします。
倒産後3ヶ月:管財人との連絡が減る日常
郵便物の対応が主なやりとり
倒産から1~2ヶ月の間は手続きやデータの整理で忙しいのですが、それを過ぎると管財人からの連絡はほとんどなくなってきます。 あるとしたら郵便物の連絡くらいで、これは会社が倒産して管財人が決まったら私宛の郵便物がすべて管財人に届くようになっているからです。
管財人との近況報告
何か大事そうな郵便物が届いたら、管財人の事務所から連絡があり自転車で取りに行きます。 その時に管財人とたまたま会えば、近況を聞いたりしますが忙しさはありません。
倒産後の自宅生活:家族との新たな役割
家族との関係の変化
私は家から出ない生活など20年ほどやったことがないので、会社が倒産した当初は本当に戸惑いました。 家族との関係もかなりギクシャクし、まさに針のむしろ状態です。 しかし、3ヶ月目にもなると自分の立ち位置もハッキリしてきて、わりと居心地は良くなってきます。
家事への責任感の芽生え
家族から家事などを頼まれるのは最初はとても嫌だったのですが、自分の仕事と思えるようになると責任感が出てきて不思議なものです。
ブログ執筆のルーティン
こうやってブログを書いたりするのも、きちんと時間割りができていてシステマチックになってきます。

朝のルーティン:5時半起きの新たな習慣
怠惰な生活からの脱却
会社が倒産してから数週間は早く起きる理由もないし、疲れていたのもあったので7時過ぎまで寝てました。 しかし、そういう怠惰な生活をしている自分が嫌になって、5時半に起きることにしました。 それでも会社に通っていた頃より遅いのですが、家族の中で一番早いので無駄なプライドの維持みたいになっています。
ブログ執筆で始まる一日
今はブログの作業が朝の1時間目になっています。 ひと仕事終えてから朝ご飯を食べます。
生活費の現状:蓄えと年金でしのぐ
蓄えによる生活レベルの維持
私の場合は、たまたま多少の蓄えがあったので3ヶ月過ぎても生活のレベルを大幅に落とすような状態にはありませんでした。
年金繰上げ受給の手続き
そして、年齢的に年金の繰上げ受給ができるので、それを申し込んで近未来の安心を確保しています。 年金だけになるとかなり収入は減りますが、食べてはいけるでしょう。 年金の繰上げ受給については、いちど申込みまでをレポートします。
自己破産の手続き:開始決定を待つ日々
会社の破産との違い
会社の破産開始決定は、倒産から2週間もかからずに出たのですが、私個人の自己破産は倒産から2ヶ月を過ぎてようやく申し立てをしました。 まだ、開始決定がされていませんので詳しいことは分かりませんが、弁護士いわく会社の破産手続きよりも煩雑だとのことでした。
自己破産の手続きに関しては、開始決定後に詳しくレポートします。

債権者集会を控えた心境
集会に向けた準備
会社の破産申し立てから3ヶ月くらいで、一回目の債権者集会があります。 これも、もう間もなくというタイミングなので、私自身ドキドキしています。
逃げられない現実
会社を倒産させた当人としては、逃げるわけにもいかないので粛々と迎えたいと思います。 準備は2週間ほど前に管財人と打ち合わせており、あとは彼にお任せしています。
就職活動の停滞:悶々とした日常
以前のブログにも書きましたが、まだ上記の大きなイベントが2つ控えていますので、就職活動は始めていません。 時期が来たとしても、正直どの面下げて仕事探しするのだろうと思っています。
関連リンク:会社倒産後の社長の再就職:4ヶ月無職の実体験と教訓
先行きへの不安と今できること
会社が倒産して3ヶ月が過ぎた頃の社長の様子ですが、まだ自己破産と債権者集会が残っていて落ち着かない日常です。 その先のことも考えると不安で仕方ないですが、今は待つしか無いので出来ることだけしっかりとやってときを待ちたいと思います。
それでは、ここまで読んでいただいてありがとうございました。
あなたの参考にはなりませんように。