【元経営者】老舗ファクタリング5社比較|2社間手数料の裏側

倒産前の経営・資金繰り

元経営者が調べた、業歴の長い5社の情報まとめ


⚠️ 重要な注意事項

この記事は、23年間製造業を経営し倒産に至った筆者が、資金繰りの経験をもとに調べた情報をまとめたものです。

この記事の限界

  • 税理士・会計士・弁護士などの専門家による監修は受けていません
  • 金融・法律の専門的なアドバイスではありません
  • 調査範囲は限定的で、全てのファクタリング会社を網羅していません
  • アフィリエイト広告を含むため、完全中立ではありません

実際の資金調達については、必ず税理士・会計士等の専門家にご相談ください。 一人で悩まず、早めの相談を強くお勧めします。

記事作成日:2025年11月28日 筆者:製造業を23年経営し、倒産に至った元中小企業社長


なぜこの記事を書いたのか

ファクタリングを調べていて感じた不安

私は23年間中小企業を経営してきましたが、ファクタリングを検討した時に一番気になったのが「この会社、本当に信頼できるの?」という点でした。

検索すると出てくる会社の多くが:

  • 設立から2〜3年の新興企業
  • 会社情報が曖昧
  • 口コミが少なくて判断できない

資金繰りで追い詰められている時ほど、冷静な判断が難しくなります。だから業歴の長さという客観的な指標で選ぶのが一番安全だと思いました。

この記事の限界

正直に言うと、私は全てのファクタリング会社を調査したわけではありません。調べた範囲で業歴が長く信頼できそうな優良企業を5社ピックアップしました。

「もっと良い会社が他にあるかもしれない」という可能性は十分あります。あくまで限られた情報の中での比較としてお読みください。


業歴が長い会社を選ぶべき理由

資金繰りで困っている時、つい目先の「手数料の安さ」や「入金の早さ」に目が行きがちです。でも、一番重要なのは「その会社が信頼できるか」です。

業歴の長さ = 実績の証明

  • 10年以上続いている = リーマンショックやコロナ禍を乗り越えた
  • 実績件数が多い = 多くの事業者に選ばれてきた
  • トラブルが少ない = 問題があれば既に淘汰されている

新興企業のリスク

悪質業者とは言わないまでも:

  • 経験不足で対応が不安定
  • 倒産リスクが高い
  • トラブル時の対応が未知数

⚠️ ファクタリング会社が倒産すると、売掛金の処理が複雑になる可能性があります。


⚠️【重要】手数料表示のカラクリを知っておこう

ファクタリング会社の公式サイトを見ると「手数料1%〜」「手数料1.8%〜」といった魅力的な数字が並んでいます。

しかし、これには大きな罠があります。

2社間と3社間で手数料が全く違う

方式手数料相場取引先への通知リスク負担
3社間1〜9%あり低い(取引先が直接支払う)
2社間10〜20%なし高い(業者が貸し倒れリスクを負う)

なぜ2社間は手数料が高いのか?

2社間ファクタリングでは:

  1. あなたがファクタリング会社に売掛金を売却
  2. ファクタリング会社があなたに現金を入金
  3. 取引先はあなたに支払う(ファクタリング会社の存在を知らない)
  4. あなたがファクタリング会社に振り込む

つまり、ファクタリング会社は「あなたが振り込まない」リスクを負っています。 このリスク分が手数料に上乗せされるため、2社間は10〜20%と高くなります。

公式サイトの「1%〜」は何の数字?

おそらく3社間ファクタリングの最低手数料です。

取引先に通知して、取引先が直接ファクタリング会社に支払う3社間なら、業者のリスクが低いため手数料も安くなります。

⚠️ 注意:この記事では「取引先に知られたくない」方のために2社間ファクタリングを推奨しています。そのため、実際の手数料は10%前後になる可能性が高いことを理解しておいてください。

唯一の例外:トップ・マネジメントは「2社間 3.5%〜」と明記しているため、他社より透明性が高いと言えます。


1. 2社間ファクタリングを選ぶ

重要度:★★★★★

取引先に知られずに資金調達できる「2社間ファクタリング」を選ぶべきです。

項目2社間3社間
取引先への通知なしあり(承諾必要)
手数料10〜20%2〜9%
審査スピード即日〜数日〜1週間
取引先への影響なし「資金繰り苦しい?」と思われるリスク

手数料は高くなりますが、取引先との関係を守ることを優先すべきです。

⚠️ 重要:2社間ファクタリングでは、取引先から入金された代金を必ずファクタリング会社へ振り込む必要があります。これを忘れると債務不履行になります。

2. 最低利用額を確認

  • 個人事業主:10万円〜対応が理想
  • 法人:50万円〜で十分

自分の資金需要に合った会社を選んでください。

3. 手数料の透明性

⚠️ 確認すべきこと:

  • 手数料の上限が明記されているか
  • 追加費用(事務手数料・振込手数料)がないか
  • 見積もりが事前に取れるか


業歴が長いファクタリング5社の比較

調べた範囲での情報です。

会社名設立年業歴最低利用額手数料審査オンライン
トップ・マネジメント2009年約16年30万円〜2社間:3.5%〜
3社間:0.5%〜
最短即日
ジャパンマネジメント2016年約9年50万円〜3%〜※最短即日
株式会社No.12016年約9年10万円〜1%〜※最短即日
MSFJ2017年約8年10万円〜1.8%〜※最短即日
えんナビ2017年約8年50万円〜5%〜※最短即日

⚠️ 手数料・条件は2024-2025年時点の情報です。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

手数料について重要な注意:公式サイトに表示されている「1%〜」などの数字は、おそらく3社間ファクタリング(取引先に通知する方式)の場合の最低料金です。2社間ファクタリング(取引先に通知しない方式)の場合は、実際には10%前後になる可能性が高いです。必ず事前に見積もりを取って確認してください。


各社の特徴(調べた結果)

1. トップ・マネジメント【業界最古参級】

設立2009年 – 業歴約16年

調べて分かったこと:

  • 45,000件以上の買取実績
  • 2社間ファクタリングの考案者
  • 手数料:2社間 3.5%〜 / 3社間 0.5%〜
  • 買取額:30万円〜3億円
  • 長期サイト(3ヶ月以上)にも対応

こんな人におすすめ:

  • とにかく信頼できる老舗を選びたい
  • 初めてのファクタリングで不安がある
  • 建設業・製造業など長期サイト業種

注意点:

  • 最低30万円からなので少額案件は不向き
  • 対面面談が基本(オンライン完結は難しい)

当時の私の考え: 業歴16年という実績は圧倒的です。もし私が初めてファクタリングを使うなら、多少条件が厳しくても老舗を選んでいたと思います。手数料も2社間で3.5%〜と明記されているのは良心的です。


2. ジャパンマネジメント【九州・関西に強い】

設立2016年 – 業歴約9年

調べて分かったこと:

  • 福岡・東京の2拠点体制
  • 手数料:3%〜
  • ただし、これはおそらく3社間の場合
  • 2社間だと10%前後になると思われます
  • 買取額:50万円〜5,000万円
  • 24時間365日対応
  • 償還請求権なし(ノンリコース)

こんな人におすすめ:

  • 急ぎで資金が必要
  • 九州・関西エリアの事業主
  • 赤字決算・税金滞納がある

注意点:

  • 最低50万円からなので少額は不可
  • 「3%〜」という数字に惹かれて申し込むと、実際には10%前後と言われる可能性が高いです

当時の私の考え: 福岡拠点があるのは地方企業にとって便利です。業歴9年は「新興ではないが超老舗でもない」という位置づけ。手数料は必ず見積もりで確認を。


3. 株式会社No.1【個人事業主OK】

設立2016年1月 – 業歴約9年

調べて分かったこと:

  • 手数料:1%〜(業界最低水準)
  • ただし、これはおそらく3社間の場合
  • 2社間だと10%前後になると思われます
  • 買取額:10万円〜5,000万円
  • 東京・名古屋・福岡の3拠点
  • 個人事業主専用プランあり

こんな人におすすめ:

  • 少額(10万円〜)の個人事業主
  • 手数料を抑えたい
  • オンライン完結を希望

注意点:

  • 「1%〜」という数字に惹かれて申し込むと、実際には10%前後と言われる可能性が高いです
  • 必ず事前に見積もりを取ってください
  • 審査に書類が多め(通帳3ヶ月分など)

当時の私の考え: 10万円から対応は個人事業主にありがたいです。手数料1%〜は魅力的ですが、実際には審査次第なので必ず見積もりを。


4. MSFJ【個人事業主特化】

設立2017年 – 業歴約8年

調べて分かったこと:

  • 手数料:1.8%〜
  • ただし、これはおそらく3社間の場合
  • 2社間だと10%前後になると思われます
  • 買取額:10万円〜5,000万円
  • 個人事業主専用プラン(10万円〜500万円)
  • フリーランス向け「請求書先払い」あり

こんな人におすすめ:

  • フリーランス・個人事業主
  • 10万円〜50万円の少額資金調達
  • 手数料を抑えたい

注意点:

  • 知名度がやや低い
  • 設立年の情報が曖昧(2015年説もあり)
  • 「1.8%〜」という数字に惹かれて申し込むと、実際には10%前後と言われる可能性が高いです

当時の私の考え: 個人事業主特化は好感が持てます。手数料1.8%〜は良心的に見えますが、実際の2社間手数料は必ず確認を。設立年の情報が曖昧なのが気になります。


5. えんナビ【24時間対応】

設立2017年 – 業歴約8年

調べて分かったこと:

  • 手数料:5%〜
  • これもおそらく3社間の場合
  • 2社間だと10%前後になると思われます
  • 買取額:50万円〜5,000万円
  • 24時間365日申込可能
  • オンライン完結

こんな人におすすめ:

  • 土日祝日に急ぎで必要
  • 来店不要を希望
  • 中小企業向け(50万円〜)

注意点:

  • 手数料5%〜は公式表示では他社より高めですが、2社間だと結局10%前後になる可能性が高いです
  • 審査が厳格との情報あり

当時の私の考え: 24時間対応は緊急時に助かります。手数料表示は他社より正直かもしれません(最初から5%〜と表示)。「老舗」とまでは言えませんが業歴8年は悪くないです。


⚠️ 再確認:必ず専門家にご相談を

ここまで5社の情報をまとめましたが、まずはチェックして問い合わせてみることです。ご利用に際しての最終判断は必ず専門家にご相談ください。

ファクタリングは:

  • 手数料が高く、経営に大きな影響を与えます
  • 契約内容によっては思わぬトラブルになる可能性があります
  • 一時的な解決策であり、根本的な経営改善が必要です

相談すべき専門家

  • 税理士・会計士:資金繰りと税務の観点から
  • 弁護士:契約内容のリスク確認
  • 経営コンサルタント:根本的な経営改善策

よくある質問(簡潔版)

Q1. 業歴が長いと手数料も高い? いいえ。むしろ老舗のほうが効率的で手数料が安い傾向があります。

Q2. 新しい会社は避けるべき? 一概には言えませんが、業歴5年未満なら慎重に。運営会社の情報と実績を必ず確認してください。悪質業者との見分けがつきにくい場合は、安全性を優先して業歴10年以上の会社を選ぶべきです。

Q3. 取引先にバレない? 今回紹介した5社は全て2社間対応なので通知されません。ただし、入金後の振込を忘れると連絡が行く可能性があります。

Q4. 開業直後でも使える? 売掛先(取引先)が法人で、請求書があれば可能性はあります。個人事業主特化のNo.1やMSFJが柔軟です。

Q5. 手数料以外の費用は? 振込手数料・事務手数料・契約書作成費用など。必ず見積もり時に確認してください。


選び方チェックリスト

最低限これだけは確認

  • [ ] 業歴5年以上あるか
  • [ ] 最低利用額が自分に合っているか
  • [ ] 手数料の上限が明記されているか
  • [ ] 複数社から見積もりを取ったか
  • [ ] 税理士・会計士に相談したか

まとめ

私が調べた範囲での結論

業歴の長さ = 信頼性の高さです。

ファクタリング業界には新興企業が多く、中には悪質な業者も存在します。業歴10年以上の会社を選ぶことで、トラブルのリスクを減らせます。

業歴で選ぶならこの3社

1位:トップ・マネジメント(16年)

  • 圧倒的な実績と信頼性
  • 2社間手数料3.5%〜と明記されている
  • 初めての方におすすめ

2位:株式会社No.1(9年)

  • 個人事業主に優しい
  • 10万円から対応

3位:MSFJ(8年)

  • 少額案件に強い
  • フリーランス向けサービスあり

最後に

ファクタリングは万能の解決策ではありません。あくまで一時的な資金調達手段です。

根本的な経営改善(売上増加、経費削減、価格交渉)を並行して行うことが大切です。

⚠️ 重要:利用を検討する場合は、必ず税理士・会計士等の専門家にご相談を。この記事の情報による損害について、私は一切の責任を負いかねます。


この記事を書いた人

製造業を23年経営し、倒産に至った元中小企業社長

資金繰りに悩んだ経験から、同じように苦しんでいる事業者の方に少しでも役立つ情報を発信しています。

※この記事は私の経験と調査に基づくものであり、専門家による監修は受けていません。


※情報は2025年11月28日時点のものです。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。


資金繰りの選択肢を知っておくことの大切さ

経営の現場で資金繰りに悩んだ経験から、改めて思うのは「もっと早く選択肢を知っておけば」ということです。

私は当時、ファクタリングという仕組みをよく知らず、結果的にクレジットカードのキャッシングに頼ってしまいました。

もしその時に今の知識があれば、違う選択をしていたかもしれません。

もちろん、ファクタリングが万能の解決策ではありませんし、手数料も決して安くありません。しかし「選択肢として知っておく」ことは重要だと思います。

同じように資金繰りで悩む経営者の方に向けて、私が後から調べた情報をまとめた記事があります:

🚫 審査に落ちた方向けの記事
👉 ファクタリング審査に落ちる理由とは?他社で断られた方も相談できる5社を紹介
審査に落ちる理由と、「他社で断られた方も相談可能」と明記している5社の情報をまとめています。

👤 個人事業主・フリーランス向けの記事
👉 個人事業主・フリーランスにおすすめのファクタリング5社比較
少額案件に対応している5社の比較情報。1万円から使える会社も紹介しています。

📊 法人・中小企業向けファクタリング比較記事
👉 元経営者が選ぶファクタリング7社比較|資金繰りで悩んだ私が調べた情報まとめ
元経営者が後から調べた7社の比較情報。手数料、審査期間、リスクなどを整理しています。

⚠️ これらの記事も専門家の監修は受けていません。利用を検討される場合は、必ず税理士・会計士等の専門家にご相談ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました