【小さな成長】安い焼酎に安い服|愛着のあるものを選べるまで

破産後の生活・再出発

破産してからしばらくの間、とにかく「安くしなきゃ」という意識が強くて。

お金がないんだから当然だし、正直それ以外の選択肢があるとも思ってませんでした。

安い焼酎を選び続けていた理由

その頃、焼酎は低価格で大容量のものを買ってました。

安い。量が多い。数字だけ見れば、間違いなく得してる。

…はずでした。

でも、飲んでみると正直あまり美味しくない。満足感がないんですよね。

そのせいか、「安いしまあいいか」と思って余計に飲んでしまう。

飲んだあとに残るのは、得した気分じゃなくて、なんとも言えない虚しさでした。

ある時ふと、

なんでまずいものに金を出して買ってるんだろう

って思ったんです。

安さを理由に選んだはずなのに、その「安さ」に自分が振り回されてました。

安い服を探すのも習慣になっていた

着るものも同じで。

ネットで「できるだけ安い服」を探していた時期があります。

届いてみると、別に嫌いじゃないけど、好きでもない。

でも、捨てるのはもったいないから、我慢して着る。

気づけば、「節約しているつもり」で毎日ちょっとずつ我慢してました。

今思うと、それって意味があったのかなって。

それでも手放さなかった一着

そんな中で、今も着続けているセーターがあります。

まだお金に余裕があった頃、10年くらい前に買ったものです。

正直、当時でも高かった。

しかも、途中で虫食いになって穴が空きました。自分で修復もしました。

それでも、今も普通に着てます。

そして不思議なんですけど、着るたびに満足感があるんですよね。

「これでいい」じゃなくて、「これがいい」って思える。

気づいたこと(教訓じゃないです)

このセーターを着ながら、焼酎や安い服のことを思い出して、ようやく腑に落ちました。

安いものは、ただ消費して終わることが多かったんです。

でもこのセーターは、値段以上に時間と一緒に残ってる。

破産後は、「贅沢しちゃいけない」「安いのが正しい」って思い込んでたけど、

本当は生活をちゃんと回すことの方が大事だったんだと思います。

今の自分のスタンス

別に高いものを好んで買うようになったわけじゃないです。

ただ、

  • 毎日使うもの
  • 口に入れるもの
  • 着ていて気分が下がるもの

このあたりだけは、「安いから」という理由だけでは選ばなくなりました。

安い=正解じゃなかった出費もあったし、高かったけど、今もちゃんと意味がある出費もあった。

それが分かっただけで、お金との付き合い方は少し楽になった気がしてます。

「安くしなきゃ」から抜け出せたのか

今もお金はないです。だから贅沢はできない。

でも気づいたのは、安さを求めると気持ちが荒むってことでした。

買ったものに愛着もわかないし、満足もできない。

だから今は、変えられる範囲内でだけど、目をつぶって気に入ったものを買うようにしてます。

破産直後の自分に「それ以外の選択肢もあるよ」って伝えられたら、少しは楽になれたかもしれない。

でも、実際に安い焼酎を飲んで、安い服を着て、10年もののセーターに気づいて。

そうやって遠回りしないと、分からなかったことなのかもしれないですね。

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