【名刺と鞄】役割を終えたものたち|消えていった感覚

破産後の生活・再出発

導入

会社を離れて一年が経ちました。

何かを激しく失ったという感覚は、実はあまりありません。

ただ、ふと周りを見渡すと、以前は当たり前にあった「無いもの」が増えていました。

名刺が残っている

名刺入れに、10枚くらい残っています。たぶん、もう使いません。でも捨てていません。

最初の頃は「いつか必要になるかもしれない」と思っていました。名刺を出す場面が、また来るんじゃないかと。

でも、もうそんな場面はありません。

捨てていない理由は、自分でもよく分かりません。記念なのかもしれません。

もう「誰かに渡すための紙」ではありません。

役割を失った服と鞄

スーツは月に2〜3回、試験監督のアルバイトの時だけ着ます。

クローゼットの中身は何も変わっていません。ただ、役割が変わりました。今は「仕事着」から「試験監督の制服」になっています。

社用のカバンは、部屋の隅でホコリをかぶっています。中には印鑑がいくつか入っています。大きな印鑑入れになりました。たまに必要になるから、そのまま置いてあります。

仕事は終わったけど、モノだけは静かに残っています。

電話が鳴らなくなった

もう3ヶ月くらい管財人からの連絡が来なくなりました。

最初の頃は、何度も電話がかかってきました。書類の確認とか、手続きの話とか。でも今は、もう何もありません。

本当に電話が鳴らなくなりました。迷惑電話がかかってくるくらいです。

でもスマホが勝手に処理してくれていて、着信履歴にだけ残っています。自分が判断する場面すらありません。

連絡が来ないということは、責任を問われる場面がなくなったということでもあります。

まだ鳴っているもの

4時半のタイマーだけは、今も毎朝入るようにしています。

試験監督のアルバイトがあるときは早起きになります。かつて6時起きが定着していたころ、4時半に起きれるかとても不安になりました。なのでタイマーだけは会社時代と同じ4時半に入るようにしています。

月に2回かそこらのためにクセをつけておきたいんです。4時半に必ず目を覚ますようにしています。

寝直しますけど。

会社時代は、とにかく会社に行けば安心でした。日曜日も祭日も関係なく会社には行っていました。仕事がたくさんある日も、何もやる事がない日も。

なので、今は土日も関係なく、ブログを書いています。週末だからといって休んだりはしません。まぁ、収益があるわけでは無いので、仕事とも言えませんが。これが今の私の「現場」です。

そして最近は、無理するとすぐに風邪を引きます。急に弱くなったなと感じています。

予定の無い予定表

今の予定表は、バイトの申込みと採用状況が中心です。

あとは、いくつかの小さな予定がポツポツと入っているだけです。

会議も出張もありません。ゴルフも飲み会もありません。

何もありません。

つながりを拾わない

会社時代のコミュニティは壊滅しました。

唯一、SNSでかつてのゴルフ仲間2人とだけ、つながっています。月に2回くらい、投稿が上がってきます。合わせたコメントをしますが、飲み会のお誘いには乗れません。

かつての業界のニュースは興味があります。毎年相場とか生産高とか大きく変わる業界でしたので。でも情報源がありません。そして今は精神的に、関わりたくありません。

もうちょっと落ち着いたら、また情報を拾えるようになるかもしれません。

今は、拾わないという選択をしています。もう少し時間が経てば、また違った形で関われる日が来るのでしょうか。

会社時代に私の周りにあったものたちは、失ったというより、静かに消えていっただけです。

でも、一部は形を変えて残っています。

破産後の生活、他にも書いてます

年金の手続き、バイトの応募、カードなし生活の工夫。
心の整理だけじゃなく、実務的なことも含めて、全部まとめました。

【破産後の記事まとめ】「再出発」徹底ガイド|お金、仕事、心のリセット術

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