今回は、会社が倒産した後に仲間や知人から飲みに誘われたという話をしたいと思います。 個人の経験談ですが、社長のメンタルがどうなるのか?という話です。
私の場合、知り合いの会社が倒産した時 本人に声を掛けるなんて痛ましくて出来ませんでした。 何を話せばよいのか分かりませんし、野次馬みたいになりそうで怖かったです。
しかし、逆の立場になると嬉しいもので さすがに会うわけにはいきませんでしたが気にかけてもらったのはとても心強かったです。 ただ、倒産して間もなく(というか倒産作業中)だったので、気忙しいのもありますし、先のことを聞かれるでしょうから それは答えられないので人とは会えませんでした。

まぁしかし、とにかく卑屈になりますね 誰にも会いたくないです。
先日も近所のおじさんに声をかけられ「あんたのとこも大変そうやねぇ」と慰めのお言葉。 しかし、彼らの素朴な疑問は私には重すぎるのです。 「いつか会社は再開するの?」(できるわけありません) 「せめて家が残って良かったねぇ」(たぶん無くなります) 何の悪意もない素朴な質問に、「はぁ」とか「いや~」とか生返事を返すしかありませんでした。
そう、みんなと会ってビール飲んで色々と話したいのですが、その名の通り「お先真っ暗!」 倒産して数ヶ月過ぎた今でも まだ何も分からないような状態なのに、直後なんてさすがに無理でしたね。 メンタルもやられてましたので、「一人にしといて」という気分でした。
まぁ、人に会えるのは「会社」と「個人」のすべての処理が終わって、生活が安定してからでしょうね。 収入がしっかりとあるようになっていると、言う事ありません。
以上、会社が倒産した時、社長が飲みに誘われたら? という話でした。 ありがたいのですが、本当に申し訳なくお断りするしかありませんでした。 これからも、当分そうでしょう。
あなたの参考になりませんように。
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