【体験談】給料日3日前に50万円不足|キャッシング使ってみた

資金繰りに悩む経営者のイメージ 倒産前の経営・資金繰り

※この記事は、あくまで一経営者の個人的な体験談です。金融商品の利用は慎重にご判断ください。

今回は、私が経験した資金繰りの緊急事態について正直にお話しします。経営者の方なら「こんなこともあるんだな」という参考程度に読んでいただければと思います。決してお勧めしているわけではありません。

突然告げられた「給料が出せません」

当時、まだ経理担当者がいた頃の話です。ある日突然、彼が私のところにやってきてこう言いました。

「社長、給料が出せません」

給料日まで残り2-3日という状況でした。驚いた私が「いくら足りないんですか?」と聞くと、「50万か100万です」との返事。

前もって分かっていれば何か手立てもあったかもしれませんが、数日後の給料日を控えてこの状況です。正直、頭が真っ白になりました。

給料日のカレンダーと計算機

知人のコンサルタントからの現実的なアドバイス

困り果てた私は、以前お付き合いのあった資金繰りに詳しいコンサルタントに藁にもすがる思いで電話しました。

事情を説明すると、彼は現実的にこう言いました。

「社長、キャッシング機能付きのクレジットカードは何枚お持ちですか?」 「数枚あります」 「こういう急場は、それで凌ぐしかありませんよ。他に2-3日で調達する方法はないでしょう」

ATMでの決断 – 背に腹は代えられない状況

持っているクレジットカードの何枚かを持って、近くの銀行ATMへ向かいました。

正直、気が重かったです。「これをやったら、やばいよな」という気持ちと、「でも従業員の給料を払えないのはもっとやばい」という現実の間で揺れていました。

それでも、一時的に借りて早期返済すれば何とかなると自分に言い聞かせて画面を操作しました。

操作自体は本当に簡単で、自分の預金を引き出すのとあまり変わらない感覚でした。(だからこそ怖いとも思いました)

とりあえず50万円を準備して経理担当者に渡すと、「これで大丈夫だと思います」とのこと。念のため「あと50万円までは何とかできます」と伝えて、その場は収まりました。

ATMでカード操作をする人の手元

返済時に知った現実 – 借りるのは簡単、返すのは一苦労

月末になって売掛金が入金されたので、すぐにキャッシング分を返済しようとATMへ行きました。

ところが、クレジットカードを差し込んでも「返済」という項目がありません。

帰社して調べてみると、基本的にキャッシングは月々の分割返済で、銀行口座からの自動引き落としが前提だと分かりました。「そういえば、借りる時の画面にそんなことが書いてあったな」と思い出しましたが、当時は焦っていて十分に確認できていませんでした。

一括返済をするには、カード会社に電話して手続きが必要でした。電話すると振込先と金額、期限を教えてもらえましたが、応対は何となく冷たい感じ。それもそうですよね、向こうは長期間借りてもらって利息を得るのが商売ですから。

想像以上だった利息の負担

たった1週間程度の借り入れだったので、利息は数百円程度かと思っていました。

ところが実際は数千円もかかっていて、正直げんなりしました。短期間でもこの負担額。改めて高金利だということを実感しました。

この経験から学んだ教訓

1. 経理管理の重要性を痛感

今回の発端は、直前まで資金不足を把握できていなかった経理管理の甘さでした。もちろん根本的には利益が出ていない経営状況が問題ですが、最低でも1ヶ月先の資金繰りは常に把握しておくべきでした。

その後、経理は自分で管理するようになり、このような事態は避けられるようになりました。

資金繰り表と電卓で計算する経営者

2. 緊急時の備えについて

この経験後、私はクレジットカードを追加で作りました。結局使うことはありませんでしたが、倒産前には合計300万円程度のキャッシング枠がある状態でした。

使わずに済むのが一番ですが、「いざという時の備えがある」という安心感は、心の弱い私にはとても助かりました。

3. 本当に最後の手段として

今振り返っても、あの状況では他に選択肢はなかったと思います。ただし、これは本当に最後の手段でした。

高金利であることは間違いありませんし、計画的な利用が絶対条件です。長期間借り続けるような使い方は絶対に避けるべきです。

最後に

この体験談が、同じような緊急事態に直面している経営者の方に少しでも参考になれば幸いです。

ただし、これはあくまで一つの事例です。皆さんはこのような状況にならないよう、日頃からの資金繰り管理を徹底されることを心からお勧めします。

また、金融商品をご利用の際は、必ずご自身の状況をよく検討し、計画的にご利用ください。


※免責事項:この記事は個人の体験談であり、金融商品の利用を推奨するものではありません。資金調達に関するご相談は、税理士や金融の専門家にご相談されることをお勧めします。


資金繰りの選択肢を知っておくことの大切さ

経営の現場で資金繰りに悩んだ経験から、改めて思うのは「もっと早く選択肢を知っておけば」ということです。

私は当時、ファクタリングという仕組みをよく知らず、結果的にクレジットカードのキャッシングに頼ってしまいました。

もしその時に今の知識があれば、違う選択をしていたかもしれません。

もちろん、ファクタリングが万能の解決策ではありませんし、手数料も決して安くありません。しかし「選択肢として知っておく」ことは重要だと思います。

同じように資金繰りで悩む経営者の方に向けて、私が後から調べた情報をまとめた記事があります:

🚫 審査に落ちた方向けの記事
👉 ファクタリング審査に落ちる理由とは?他社で断られた方も相談できる5社を紹介
審査に落ちる理由と、「他社で断られた方も相談可能」と明記している5社の情報をまとめています。

👤 個人事業主・フリーランス向けの記事
👉 個人事業主・フリーランスにおすすめのファクタリング5社比較
少額案件に対応している5社の比較情報。1万円から使える会社も紹介しています。

📊 法人・中小企業向けファクタリング比較記事
👉 元経営者が選ぶファクタリング7社比較|資金繰りで悩んだ私が調べた情報まとめ
元経営者が後から調べた7社の比較情報。手数料、審査期間、リスクなどを整理しています。

⚠️ これらの記事も専門家の監修は受けていません。利用を検討される場合は、必ず税理士・会計士等の専門家にご相談ください。

コメント

  1. ねこ より:

    昔知人の会社が倒産し、自◯しました。本人はもちろんですが、残された家族の大変さは計り知れないものがありました。
    だから、こうした経験を知ることで、そうした辛い方々が減っていくとよいと心から思います。

  2. こいで のぼる より:

    ねこさん
    コメントありがとうございます。 
    まだまだ力不足ですが、誰かの参考になればと思って書いています。

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