はじめに
自己破産をすると、クレジットカードが使えなくなります。
最初は不便でした。デビットカードに切り替えた時も、その場で残高が減るのがなぜか「損した気分」で、慣れるまでに半年かかりました。
ただ、慣れた頃には「クレジット生活に戻りたい」という気持ちも、いつの間にか薄れていました。
この記事では、破産前に月10万円以上のクレカ払いが当たり前だった私が、5年後に信用が回復したらまた使うのか、正直に答えます。
破産前の私のクレカ事情
自慢にもなりませんが、クレジットカードの月の支払いで10万円を切ったことはありませんでした。
会社の消耗品、ゴルフ代、ガソリン代、自分の衣類や食品——カードが使えるものは何でも使っていました。経営者ですから経費も個人の生活費も、とにかくカードで決済する。ポイントも貯まるし、支払いは翌月以降にまとめられる。それが「普通」でした。
当時は、それが当たり前すぎて、何も感じていませんでした。
破産後、1枚だけ使えるカードが残っていた
自己破産をすると、手持ちのクレジットカードは基本的に使えなくなります。
ただ、私の場合、1枚だけ例外がありました。auPAYのクレジットカードです。なぜそうなったのかは正直わかりません。たまたまなのか、カード会社の判断の違いなのか。同じことが誰にでも起きるとは考えないほうが良いと思います。
更新カードが届いて、免責決定後に弁護士に相談したところ「使っていいですよ」という答えでした。実際に試してみると、Amazonでも楽天でも普通に決済が通りました。
詳しい経緯はこちらに書いています。 → 【自己破産】クレジットカードの更新が届いた|使っていいの?弁護士と管財人の答え
では、積極的に使っているかというと
使えます。でも、積極的には使っていません。
ポイントが貯まる場面では部分的に使うこともあります。ただ、楽天のデビットカードでもポイントは貯まります。わざわざクレカを使う理由が、あまりない。
「支払いを先送りにできる」というのがクレカの大きなメリットのはずですが、そのメリットを、今の私はほとんど感じていません。
気づいたこと——管理が「2本立て」だった
破産前、私は現金の管理とクレカの支払い予定の管理を、ずっと2本立てでやっていました。
当時はそれが普通で、何も思っていませんでした。
でも今はデビットカード1本です。使った分がその場で口座から引き落とされる。現金と同じ感覚です。おかげで、お小遣い帳が付けやすくなりました。
振り返ると、2本立ての管理って煩わしかったんだなと、今となっては思います。
5年後に信用が回復したら、また使いますか?
正直に答えます。
たぶん、バンバンは使わないと思います。
理由はシンプルです。今の私は年金とアルバイトで生活しています。収入は十分ではないし、安定しているとも言えない。そんな状況で「今持っていないお金を使う」というのは、どうも気が進みません。
破産前は、使うが当たり前でした。でも今は、その感覚が戻ってきません。
「回復したら元通りに使いたい」と思っている方には、少し意外な話かもしれません。ただ、これが正直なところです。
まとめ|回復は時間が連れてくる
信用情報の回復には5年〜7年かかります。その間、クレジットカードは基本的に使えません。
ただ、回復は時間が連れてきます。待っていれば、必ずやってきます。
問題は、その頃には価値観が変わってしまっている人もいる、ということです。私はそうでした。「今持ってないお金を使うんですか?」——破産前の自分には想像もできなかった感覚です。
信用情報が何年で回復するかの詳細は、こちらに書いています。 → 【ブラックリスト】自己破産後は何年で消える?|JICC・KSC開示請求の体験談
クレカなし生活の実際については、こちらもあわせてどうぞ。 → 【クレカなし生活】意外と困らなかった半年間|変わったのは生活動線
免責事項 この記事は、私個人の体験に基づくものです。信用情報の回復期間やクレジットカードの審査基準は、状況によって異なります。法律や金融に関するご判断は、必ず弁護士や専門家にご相談ください。

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